滝ヶ原藝術祭に参加いたします。

石川県小松市滝ケ原町で開催される初めての藝術祭です。
アーティストたちが埋もれていた石切場を切り開き舞台を作っています。
観客は石切場間を自由に散策しながら、そこで上演・展示される様々なジャンルの作品を鑑賞します。
街から離れた自然と人の手で作られた場所でゆったりとした時間の流れの中で藝術作品をお楽しみください。
Potluck Theaterは野外劇「惷」を上演いたします。



【滝ヶ原藝術祭 参加作品】

「惷」国木田独歩 春の鳥より

演出・構成 :島 貴之
出演:時田 光洋 / 美緑 トモハル / 梨瑳子


◎日時
2021年11月20日(土)・21日(日)両日11:45~
◎会場
石川県小松市滝ヶ原町 石切場跡地
◎受付
滝ヶ原コミュニティセンター(石川県小松市滝ケ原48)
*駐車場有り。
◎チケット
*午前の部3000円、午後の部3000円
*1日フリーチケット:5,000円
*各回50名
*小学生以下無料

◎申込
peatixにて販売
https://peatix.com/event/3019462/view

◎お問い合わせ山田企画
Meil: info4892@gmail.com
FBページ:https://www.facebook.com/artsfestakigahara
instagram:https://www.instagram.com/artsfes.takigahara
HP:https://kikakuinfo.wixsite.com/takigahara-artfes
主催:山田企画
助成:文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
協力:滝ヶ原クラフトアンドステイ

⦅「春の鳥」あらすじ⦆

田舎へ英語と数学の教師として赴任した「私」は、下宿先の家族に白痴の子供がいると知る。
家の物に頼まれてしかたなく六蔵という子供へ教育を試みるも、何も覚えず困り果てる。
六蔵は数の概念を理解しておらず、またどんな鳥を見てもカラスと言う。
しかし六蔵は、歌がうまかった。山の天守台で歌う姿は天使を思わせた。
―ある日、六蔵が帰ってこなかった。
探すと天守台の下に落下して死んでいた。
鳥が好きだった六蔵は、鳥の真似をして天守台から飛んで落ちたのではないかと「私」は考える。

⦅ NOTE ⦆

地方教師を務めた「私」が語る、「白痴」の少年、六蔵とその母親の話。
この小説は、作者が実際に出会った人々をモデルに書かれているが、
白痴の少年には事実と異なる「死」という結末が与えられている。
本作はその時芸術家が何を思い、何を背負ったのか、想像する作品である。

「惷」予告動画第一弾です。