「わたしは生まれてもうじき一日になる。一日歳だ。」
マーク・トウェインの小説「イヴの日記」をもとにした"一人芝居"です。


1905年、アメリカの雑誌「ハーパーズバザー」のクリスマス号に掲載された「EVE'S DIARY」は、旧約聖書に登場する人類最初の女イヴが、日記を書き残していた、というマーク・トウェインの小説です。誕生・アダムとの 出会い・追放・妻としての思いが、繊細さと好奇心あふれる女性の心情と共に、みずみずしく詩的に記されています。これを俳優自身が翻訳し一人芝居として毎年クリスマスシーズンに様々な場所で上演し、劇を通じて多くの⼈たちに出会おうとしている企画です。今年は宮城県で新たなたくさんのアダムとイヴの⼦孫たちに出会えたらと思っております。


いしのまき演劇祭

「週末は、芝居を観に行こう!」

東日本大震災以降、石巻には様々なシーンで活動している劇団が増えました。そんな石巻内外の劇団が集まって、『週末は、芝居を観に出かけよう!」をコンセプトに祝日や毎週末、石巻地域で芝居やパフォーマンスなどのイベントを行います。
多様な演劇の表現方法があり、それぞれの楽しみかたがあることを発見していただければと思います。

梨瑳子 | risako

東京都生まれ埼玉県出身。16歳で社会人演劇集団の門を叩き、演劇を始める。
18 歳で単身NYに渡り、SUNY Rockland Community College Associates of Arts in Performing Arts Theatre 卒業。
渡米後、サンフォード・マイズナーテクニック、メソッド演劇を学ぶ。
2013年、ミュージカル”HAIRSPRAY”出演。
NY滞在中、Theater for the New CityにてBox Officeでインターンとして働く。
2014年、東京に拠点を移し、舞台を中心に活動。東京のみにとどまらず、北九州、静岡、埼玉、富山、金沢など、地方公演や地方に滞在しての創作も精力的に行う。
2021年、石川県に移住しPotluck Theaterの劇団員となる。出演の他に、劇団内での制作も行なっている。

主な出演作:演大連「昔々日本」(山本卓卓演出)@東京芸術劇場シアターイースト/北九州芸術劇場プロデュース公演「しなやか見渡す穴は森は雨」(ノゾエ征爾演出)/アジア演出家フェスティバル「人形の家~第三幕~」(島貴之演出)@利賀芸術公演 岩舞台/令和4年度日本博主催・共催型プロジェクト「紙風船」岸田國士(島貴之演出)@利賀山房 / 文の京リーディングドラマ 文豪たちのことば~文学作品×朗読×演劇~「露宿」泉鏡花(島貴之演出)@文京シビックホール 小ホール / Potluck Theater主催公演「うっかりキスをして~DO EAT APPLES, EVE!」(島貴之演出)他。

また、全米ヨガアライアンスE-RYT500を取得しyogaのインストラクターとしても活動。

島 貴之 | Takayuki Shima

シアトル生まれ石川県金沢育ち。
2006年 劇団aji(東京)を立ち上げ、以後主催公演を年に2~3回開催。
2013年 「紙風船」で利賀演劇人コンクールにて優秀演出家賞受賞。
2016年 東京芸術祭アジア舞台芸術人材育成部門・国際共同制作ワークショップに演出家として招聘。
2017年 アジア演出家フェスティバルで日本代表の若手演出家として「人形の家」を上演。
2018年 東京から石川に移住しPotluck Theateを立ち上げ、以後金沢を拠点に活動する。
2022年 劇団SCOT鈴木忠志氏より招聘され、富山県南砺市利賀芸術公園にて、岸田國士「紙風船」を上演。
2022年 金沢泉鏡花フェスティバル2022 泉鏡花記念金沢戯曲大賞公演「水向茶碗~あなたはここにいます~」を演出。
演劇ワークショップ等で講師を務めるなど演劇の裾野を広げる活動もしている。

「うっかりキスをして〜DO EAT APPLES, EVE!〜」

原作:マーク・トウェイン『イヴの⽇記』
構成・演出:島 貴之
翻訳・出演:梨瑳⼦

■料金
入場無料・予約不要(投げ銭制)

■会場
シアターキネマティカ
〒986-0822  宮城県石巻市中央1丁目3−12