2063年9月19日午後4時39分24秒
—未来日記より
物語がはじまる。
今日はいい天気でした。地球温暖化もおさまって、何より戦争のない世界になったのです。わたしはもう40才になりました。この日記があるのに気づき、また書き始めました。でもここから思わぬことが…
午後3時
— コスモス〈少し不思議なお話〉より
そしてなんでも知っている森の家に住んでいるおじいさんに聞きました。「ねぇねぇおじいさん。」「おじいさんじゃない!クリスじゃ。」「ああそうかアクスさん、なんで町の時間がとまっているんですか?」「それは、のう昔悪い魔法使いがいたという。そいつは、のう地球の全体の時間を止めてもーたー。昔からこういう言い伝えがあるのじゃ『むかし魔法の人あらわり時間を止め。二人の勇者伝説の道具をもち立ち向かう。まほうの人消え去り今の町は、平和。』というのじゃ。もしかしたら悪い魔法使いの魔法の効果が残っていたのかもしれん。時間を動かすにはクリスタルを5つめめるのじゃ、集めたらもどってきなさい。」
小学三年生、9歳が書いた“おはなし”や“詩”を演劇に。
思い出として消えていくかもしれない言葉たちを、
大人のアーティストが演劇の言葉として扱い、世代を越えた交流が実現する。
カフェの片隅で少年が書いた言葉たちを見つけた。
微笑んでただ通過もできたけれど、
そうはしない選択もある。
彼の言葉が、
いくつもの偶然や出会いの交点となる。(演出:島 貴之)
公演概要
「未来日記」
構成・演出:島 貴之
ことば:北山桧羽
■出演
梨瑳子
美緑トモハル
後藤実音
■日程(全3回公演)
2023年3月24日(金) | 18:00〜 |
2023年3月25日(土) | 19:00~ |
2023年3月26日(日) | 18:00〜 |
※開場は開演時間の20分前。上演時間は約60分。
■会場
学びの杜ののいち カレード 音楽スタジオ
〒921-8845 石川県野々市市太平寺4丁目156
■料金
(全席自由席・各公演30席)
小学生以下 | 無料 |
中学生~大学生 | 1,000円 |
一般 | 予約2,000円 / 当日3,000円 |
☆応援チケット | 4,000円 |
☆応援チケット:おはなしを書いた小学生のおうち:キミノカフェのドリンクチケット付。応援したい!というお気持ちに感謝いたします。
■申込:・カルテットオンラインでの予約:https://www.quartet-online.net/ticket/fd
・メールでの予約:po10lucktheater@gmail.com
件名を申込とし、お名前・日時・枚数・連絡先メールアドレスを記載の上、送信ください。返信メールをもちましてご予約完了となります。
■チケット発売日
2023年2月20日(月)
(10:00より受付開始)
■問合せ
Potluck Theater
mail :po10lucktheater@gmail.com
主催・製作:Potluck Theater
協力:キミノスタジオ&カフェ
後援:北國新聞社、テレビ金沢、エフエム石川、野々市市教育委員会、加賀市教育委員会
いしかわ県民文化振興基金助成事業
北山桧羽(きたやま ひのは)
現在9歳 小学校3年生 一年生で7歳の時に東京から加賀市へ移住 幼い頃から絵を描くことが好きで頭の中の世界をよく描いていました。好きな食べ物は「きつねうどん」絵本を描くときのペンネームも”きつねうどん”です。
CAST
梨瑳子
《子供の頃》
とにかくずっと歌って踊っていました。家では”ひとりミュージックプロモーションビデオ”というのを再現してなりきっていたし、学校のホームルームでは”私たちが歌って踊る時間”を先生にお願いして、半ば勝手に披露するということをしていました。あは!
《桧羽くんの言葉》
集中力というエネルギーが彼に筆を走らせ続けさせている。今この瞬間目の前ことだけに、自分が持てる全てを注いで集中するということの素晴らしさを学んでいます。
その集中力によって生み出されたものに、我々の想像力や知性を混ぜ合わせて、また新しいエネルギーや発見が彼の中で(いつかきっと)ありますようにと願っています。
《好きな食べ物》
SUSHI, GYOZA, CURRY
美緑トモハル
《子供のころ》
自転車で、大きな溝に突っ込んで記憶が無くなった思い出。小学生の頃は絵を描くことが大好きで、外に出て遊ぶことも多かった。そういえば外に段ボールで家を作って一晩明かしたことも…ん?。立派に大きくなりました!
《桧羽くんの言葉》
懐かしさとともに、忘れていた自分の子供時代を思い出しました。たくさん描き綴られた言葉や絵に圧倒もされました!パワーがスゴい!!
《好きな食べ物》
たこ焼き
後藤実音
《子供のころ》
小学生の頃は友達とカードゲームを作ったり漫画を描いたりと、
楽しいものを生み出すのに毎日必死でした。
《桧羽くんの言葉》
桧羽君の言葉には世界に対する好奇心とまっすぐな愛が溢れていて、読んでいて楽しい気持ちになったり切なくなったり懐かしさを感じたりします。
大人の入り口に立った今、こどもの世界と真剣に向き合える機会を頂けて幸せです。
《好きな食べ物》
焼肉