滝ヶ原藝術祭終了しました。

【滝ヶ原藝術祭ありがとうございました】
眩しいほどの晴天で、二日間無事に終えることができました。
主宰の山田さんはじめ、たくさんのアーティスト、スタッフ、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
この山奥で、来た人たちだけが知っているこの空気。それらを共有できたことはなによりも幸せなことでした。
演劇は劇場にわざわざ足を運ばないと見れないものですが、この藝術祭も実際にあの場所を訪れて非日常のゲートをくぐり、たくさんのアーティストを目撃して、あの空気を吸った人にしか、味わえない最たるものであったと思っています。
あの時間と空間を共有した人たちのこころのなか、からだのなかにだけ、存在し得るもの。
それはもしかしたら、山田さんがおっしゃる"宝物"なのかもしれません。

稽古のときからずっと、私たちは文字通り絶えず肩を寄せ合って、創作を最後の最後まで4人で続けておりました。
やはり演劇に必要なのは、他者としての"あなた"なんだと思います。
それは、人生に必要なのと一緒で。
"あなた"がいてくれてよかった。
演劇の時間、共に過ごせたみなさま本当にありがとうございました。
来月は、Potluck Theater 公演「うっかりキスをして~DO EAT APPLES, EVE!~」@田原町ミューズでお会いしましょう。
"あなた"に出会えますように。

滝ケ原藝術祭参加作品「惷」
原作:国木田独歩「春の鳥」
構成・演出:島 貴之
出演:時田光洋/美緑トモハル/梨瑳子